これまでの「つれづれ」
2017年09月30日☆ 京都和装紀行 ☆

先週、ふと思いついて京都に行ってまいりました。

教室のスケジュールを確認したところ、カレンダーの並びの加減か
なぜか二週間も空いているのです!!

こ、これは行くしかないっ!!! と思い立った次第です。
息子とお嫁ちゃんにもしばらく会っていないし、一緒にご飯を食べましょう♪

ホテルの予約 → 息子に連絡 → お食事処の手配 → 持ち物パッキング  と、
火事場の馬鹿力(?)で準備を進めたのですが・・・

あら? 秋のおでかけ着って、私、何があったかしら・・・

えぇい、時間もないし、お着物で行ってしまえ!
と「京都和装紀行」と相成った次第です。m(_ _)m

まだまだお暑さも残る季節ですので、さらっとした単の紬のお着物に
薄手の羽織に致しました。

そして・・・内緒のお話なのですが(笑)
その下は「半襟つきのTシャツ」で参りました。
これがまた、肩が凝らず、旅先では大変快適なのです。
しかもお襟がレースでちょっとカワイイ♡ので、普段お着物にはとても重宝です。

足元はもちろん「カレンブロッソ」です。

紬用に買ってあった新品でしたが、当日、足を入れた瞬間から快適で
『履き慣れる』必要さえありません。

京都では、靴ではとてもムリ…、と思ってしまう距離もサクサク歩行し、
万歩計によると、一日二万歩以上の距離を歩きました。

ホテルに戻っても「あぁ、もうダメ!! スリッパ!スリッパはどこっ!?」
という気分にもならないのですから、不思議です。

あたかも「宗明は菱屋さんの回し者か!?」と思われるほどの絶賛ぶりですが、
本当~に足が楽なのです。
 

さてさて、京都ですからお着物姿の方など山ほどいるはずだと思ったのですが
残暑のせいか、思いのほか見かけませんでした。

何度か道を尋ねられては「すみません、私も旅行者なのでわからないのです」
とお詫びしました。
(私の方がお聞きしたいくらいです・・・) m(_ _)m

寺町あたりでは、急に地元のおばさまに
「あらー、あなたちょっと素敵ねぇ。
 ちょっとお着物見せて!」
と呼び止められました。

「ステキな羽織ねぇ。 あらこういうビーズの羽織紐があるの?
 これくらいちょっと長めが今どきなのかしらね?
   お着物は大島? ちょっとさわっていい?」

と、とてもフレンドリーな方でした(笑)

その前にも、いつも行く骨董屋さんの奥様に
「関東の方はこういう着こなしをなさるのねぇ。
 こんなお羽織、どういうところでお仕立てするの?」
と聞かれたばかりでしたので、なんですか
「え?え? 普通のお着物と薄羽織なのに?
 何かヘンなのかしら。。。
 関西と関東でそんなに趣向が違うのかしら?」
と逆に心配になってしまいました。

白大島 + ちょっと鮮やかなグリーンの透けてる羽織  
とういう色味のせいだったのでしょうか???

もっとも、お洋服でしたらこんな風にお声をかけていただくこともないことを思うと、
お着物には不思議なご縁のパワーがあるのかしら? とも感じました。

 

息子たちと花見小路のお店で夕食を共にし、
その後四条通りを一緒に歩いて、お買い物をしたり、
カフェで六種類のアイスクリームを三人で分けっこして食べたりして
楽しい夜を過ごしました♪

京都生まれ、京都在住のお嫁さんが
「こんなところに夜来るのは初めてです~。夜遊びみたいで楽しいですねっ!」
としきりと喜んでくれて、かわいかったです。  (*^-^*)

地元の方は、こんな観光スポットにはあまり足を運ばないのですね。

その夜も、結局堀川通りまでずっと歩いてしまいました。
京都の市街地は「お着物+カレンブロッソ」、そして
スマホのナビさえあれば、大半の目的地に徒歩で移動可能なのですね!

 

楽チンで楽しいお着物紀行。。。

京都へはお着物で!! が、今後、私の定番となりそうです。 (*^-^*)

 

 

 

 

ページトップへ