これまでの「つれづれ」
2017年03月23日☆ お着物について・続編 ☆

  以前アップしました【 召しませ お着物 】の記事を読んでくださった、お若い生徒さんが
「せんせいぃ~、お着物の選び方とかお直しのことはよくわかりましたが・・・
 もっと重大な問題があるんです。
 わたし・・・ 
 それ以前に、お着付けができないんです~~~~~!」
  と悲痛な面持ちでおっしゃいました。

 うぅーん、そうですよね、
 とても重大なモンダイをスルーしておりましたね。

 お着物に目覚められた茶道のお弟子さんたちが
 意を決して「きもの、きもの、きものが着られる~ ♪」のCMで有名な
 某きもの学院に行ってみようかしら? と悩んでおられました。

 なぜ、あんなに有名な女優さんを使ったCMを流しながら
 『無料』で教えて下さるのか、とってもとっても気になっていた宗明は
 「ゼヒ!! 是非入ってみてくださいよ~。
  そして、そのカラクリを私にも教えてくださいねっ!」と
  熱烈おススメしてしまいました。

    結論から申しますと、やはり
 「お勉強会」と称したお着物の販売会があり、
   決して逃れられない雰囲気の中、いくつか購入を余儀なくされるらしいのです。

  しかしながら、お茶道具でもなんでもそうですが
  そういった価格帯のお買い物は、えいやっ!とどなたかに背中を押してもらいませんと
    なかなか決断がつかないものです。
  それもまた、よい機会なのかもしれませんね!(?)
  (そして、中には「お勉強会場」から上手にする~っと逃げられる?方もいるそうですよ!)

  肝心のお着付けにつきましては、とても丁寧でわかりやすいご指導とのこと
  どなたもご満足のご様子でした。
  ですので、お着物の着付けをマスターするために
  そういった無料講習を受けるというのも、ひとつの方法かもしれませんね!


  そして、だんだん、お着物や帯、小物が整ってきますと
  取り合わせに悩まれるようでして・・・
 「アンナコンナ色のお着物に、アンナコンナの帯は合うのでしょうか?」
  といった、非常に難しい質問を受けることもあります。

   色、柄のみならず、お着物の格の問題もありますし・・・
  「それ、私の想像能力の域を超えています~~~! 残念ながらエスパーじゃないので。(笑)
  いっそ、全部お持ちになってくださいな」
   とお願いしましたところ、その生徒さんは、ほんっとに全財産を運んでいらしたのです!

  千鳥庵のあの長ーいテーブルの上に ずら ずら ずらっ とお着物を並べ、
  その上に、私がいいな、と思うお取合せの帯を ぽん ぽん ぽんっ と置きました。

  そして、この帯の場合にはこの帯揚げ、
  だけど、この帯に変えたらこっちの帯揚げよね~
  帯締めはやっぱりこれよね~、と取り合わせてみました。

  そして、それを全てスマホに納めてお帰りになった生徒さんは、
  「お稽古の朝も迷いがなくなりました!」と喜んで下さいました。

  お料理のクラスにもお着物でお越しになられ、
  着姿もどんどん素敵にグレードアップしておいでです。

  「お着物を着る」という装いのジャンルが増えますと
  確実に人生の愉しみが広がります。

  かなり無茶なご相談にものらせていただきますので(笑)
  是非ご一緒に、お着物ライフ、楽しみませんか!?
 

 

 

 

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