宗明のつれづれ
これまでの「つれづれ」...


2015/10/30

☆ 宗明 & 宗明庵… その後 ☆



皆様、
ご無沙汰いたしました。

父を見送り、バタバタと長野と川越を行き来しているうちに
夏が過ぎ、本年も残すところ二ヶ月なってしまいました。

昨年の今頃、生まれる!?まだ生まれない!?と騒いでいた孫娘に至っては
もう、ちょこちょこと歩いているのですから
歳月人を待たず、との格言をまさに実感するこの頃です。

私は長野の母を川越に引き取る決心をいたしました。
母には、生涯、茶道を教え続けて欲しい・・・!
その願いを叶えるべく、只今茶室の準備等、奔走中です。

教室の生徒さんの中に、母の新たなお弟子さんに!との立候補者が
何名もいてくださり、感謝に堪えません。

せめてものご恩返しに、茶道教室の日には私もできるだけ出向いて
お昼ご飯など準備し、お待ちしたいと思います。
皆様とお食事をご一緒したり、お茶のお稽古をすることで
母はどんなにか活力を頂くことでしょう!!

ありがたいことです。


そのようなわけで、相変わらず多忙な日々を送っておりますが・・・

本年も行ってまいりました
「宗明庵・小布施ツァー」!!

いつも、二年前に小布施随一の素敵なお宿「桝一客殿」を全館予約するのですが
その時は「二年後まで覚えていられるかしら?」と、自分の記憶力が心配になります。

ところが、本当〜〜〜に、あっという間にその時がやってくるのですね。

小布施の街並みや、豊かな農産物、栗菓子などのお土産に魅了されたリピーターの皆様、
そして今回こそ!と初参加なさった皆様。

それぞれに秋を満喫なさったご様子です。(´∀`*)

宗明庵のツァーのテーマは、常に「食い倒れ!!」なのですが
今回もご多分に漏れず・・・
それはもう、おいしいお食事と栗菓子に浸りきった二日間でした。

殊に今回のおいしい思い出は
新たなブームを巻き起こしている、小布施堂・傘風楼の
「モンブラン朱雀」です。

こちらは、洋風にアレンジされた朱雀のニューバージョンなのですが、
お宿の方からは「朝9時半より受付開始です」とのアナウンスを頂いていました。

「それじゃ、朝食後にでも並んでみましょうか〜?」などと
のんきに話し合っていたわたくし達・・・

しかし、朝食のため、傘風楼に向かった、朝7時の時点で、
「こ、この列はもしや・・・!?」
 
折りたたみの椅子持参、毛布持参 というやる気満々のいでたちの方に伺うと
「はい、モンブラン朱雀の列ですよ」

え、え〜〜〜〜〜っ!?

なんとそのファミリーは、
シルバーウイークに来訪した際は、あと数人というところで締切になってしまったので
一週間後、リベンジのため銚子から夜通し車を走らせていらしたのだそうです!!

その熱意に敬服すると共に・・・
こうなったら、宿泊している私たちが頂かずに帰ってどうする???
という心理に陥った次第です。

朝食が終わり次第、何名かずつで交代する、という連携プレイで列に並び
午前11時の予約がようやくとれました〜  \(^o^)/

このひと皿に、どれだけの和栗が使われているのでしょう???
頭の先からつまさきまで、栗に満たされるような至福のひととき。。。

中には軽く凍らせた生クリームや、キャラメリゼしたナッツなどがちりばめられ
通常の三倍ほどもあるボリュームながら、飽きることなくスプーンを進められる
創意工夫・・・
まさに珠玉のひと皿でした (´∀`*)


10月限定、一日の数量も限定の「従来の朱雀」も相変わらずの人気・・・

朝7時頃の時点でこのような恐ろしい長蛇の列が・・・。
建物を囲み、次の角を曲がってもまだまだ列が続いているのです。
ある方いわく、
「朝四時に並んだ時点で25番目でした」って。。。
コレ、どういうことでしょう!?

その人気は、年々ヒートアップしている感がありました。

こちらのの朱雀は、桝一客殿の宿泊客は予約なくしていただくことができますので
ありがたいことに私たちは、もう何度も頂戴しています。

今年は新たな「モンブラン朱雀」を堪能できましたことが
何よりの思い出です。


今回は、わたくしの母も現地集合で参加させていただきました。
皆様のご希望を優先させていただきました結果、スイートルームしか残っておらず
母と優雅なひと時を過ごさせていただきました。

枡一客殿には、このような素敵なライブラリーがあります。
ご当主のご趣味の伺われる、素晴らしい蔵書の数々・・・

訪れるたびに、静寂の中で価値ある本を拝見させていただくのですが
今回は宿泊したお部屋の書架にも、心惹かれる本がた〜くさん!! \(^-^)/

わたくしも、母も、お料理が大好き!ですので
結局、旅行先であることも忘れ、夜通し二人でお料理本に眺め入ってしまいました  ( * * )

母は、生徒さんのお食事の輪に加えていただき、とても楽しそうでした。
ありがたい非日常のひと時を、本当にありがとうございました。


さてさて、二年後も・・・
皆様、またご一緒いたしましょうね、小布施への旅 ♪






これまでの「つれづれ」...