宗明のつれづれ
これまでの「つれづれ」...


2014/11/3

☆ おかげさまで… 生まれました!! ☆



皆様にお心に懸けて頂いておりました
娘の出産騒動・・・

お蔭様で、予定日は大きく過ぎましたが
10月25日
娘たち夫婦の結婚記念日に、
その日を待っていたかのようなタイミングで
無事に誕生いたしました。

小さい、小さい、愛おしい命。

眠って眠って、おっぱいを飲んだらまた眠り・・・
たまーに小さな声で泣き声をあげるだけの
とっても育てやすい子のようです。

それにしましても・・・

今更ながら、どうしてこれほどの痛みを伴わなくては
人の子の母となれないのでしょうか?

そして、なぜ母親とはこんな痛みをケロリと忘れ
その翌日には 「次の赤ちゃんを産むときは〜」 などと
口にすることができるのでしょう?

自分自身も経験したはずの「出産」ですのに
不思議尽くしの追体験でした。


そして、娘の退院日以来、わたくし自身の生活は
第二幕に場面を移したかのような様相です。

これまで、母親に山ほどお世話になってきたその「ご恩」を
今度は、娘に手渡す順番が来たのだなぁ、と
人の世のえにしの機微を思う日々。

産後の体をいたわるために、しばらくは
娘の衣食住の全てを担ってやらなくてはなりません。
しかしながら、私には仕事があり
ただでさえ目が回りそうに多忙な毎日ですのに
いったいどのように生活を回してゆけばよいのでしょう!?

そのことについて、わたくしはある「大発見」をいたしました (^-^)/

次章をお読みくださいませ。
(スミマセン、また長いです。。。)



☆ 長期休暇を頂いて ☆



この度の娘の出産に伴い、わたくしは初めて 教室のお稽古を長く休ませていただきました。

教室期間中は、懐石クラスが終わったら、次なるおもてなしクラスの準備。
それが終わる前から次の懐石クラスのことが心配で
あれこれ準備を始めてしまったり・・・

まるでノンストップのジェットコースターに乗っているかのような
日常でした。

その波がふっと途切れ、夢の長期休暇がスタートした頃は
思わずウキウキ。・・・・・(^-^*)

教室のことはなーんにもしない!
楽しいことをいーっぱいしちゃう!

と心に決めていたのですが・・・

さて、私が一番楽しかったことは何かと申しますと
それは結局、「お料理」だったのです。(^^;)

以前、在宅介護をしながら教室にいらして下さっていた
ある生徒さんがこんなことをおっしゃっていました。

「私はお料理が好きだったことが幸いしています。
 介護は食事のことが苦にならなければ、労力は半分以下だと思います」

その言葉が、なぜかとても印象に残っていました。

娘の産後の面倒は、ある意味、介護と通じるものがあるのでは、と思い立ち
この機会に、多忙な生活の中でも負担にならない「日々のお料理」を
研究しよう!と思いました。

「調理時間が短く」「保存性も高く」そして何より「美味しい」お料理。

私の研究方法(?)はこんな感じです。 ↓

まずは、ある大型書店に日参しました。
そこは「カフェのおいしいドリンクを飲みながら、どうぞ座って本をお読みください」
という、とっても懐の深い本屋さんです。

ソファのすわり心地もすばらしく、喫茶店のようにリラックスしながら
あらゆる本を閲覧できます。
しかも、カフェにはランチメニューもありますので一日中、ゆったりと楽しめるのです。
「たっぷりと時間がある」ことの幸せをかみしめるひと時でした。

「手早く」「あっという間に」「保存」「常備菜」
などのキーワードを含む本を山ほど机に積み上げ
何日も念入りに検証し、その結果、厳選した本を買い求めて帰宅しました。

まずは、作ってみたいお料理名を
「肉・魚」「野菜・サラダ」「ご飯もの」「その他」等
主材料別に書き出し・・・

その後、別のノートに
料理名・出典・材料(買い物リスト) を記してナンバリングし
それを目次として全てのレシピを書き写します。

実は、日頃ほとんどお料理本というものを見ることがないわたくし。
すぐにパタンと閉じてしまうし、
反射してピカピカするし、
レイアウトは本によってバラバラだし・・・
お料理の本を見ながら調理するのは
こんなに大変なのね! と改めて気づきました。

大さじ4は 60cc、3/4カップは150 cc と書き変えて記載するなど、
自分がわかりやすいように書き写すことで
お料理の能率は格段に上がります。
こうして自分のノートを作ることで、もう一度作りたいと思った時に、
どの本のどのページにあったかわからなくなる、というストレスも防げそうです。

同じお料理名でも、味付けも調理方法も保存法も本によって様々。
ベストな方法にたどり着くには、やはり実習あるのみ!です。

中には「え?」と思うような調味料の記載の本もあります。
そこは自身の味覚を頼りに、納得のいく味付けになったらそれを記録し、
注意事項も書き加えて、っと・・・

きゃ〜〜 楽しい〜〜〜〜 ♪
まるで、懐石のレシピを作り続けていたあの頃のような高揚感です \(^-^)/

かつての「自主・調理実習時代」の再来のような日々の中、
臨月の娘は、毎日出来上がる、野菜中心の健康的なお料理によって
過剰な体重増加を抑えることができました。\(^-^)/


私の大発見は、「小容量の圧力鍋」がいかに便利で素晴らしいものか
ということです。
家族が多かった時代に買った大きな圧力鍋は
重すぎたせいか、実はいまひとつ使いにくく・・・
あまり登場場面がありませんでした。

しかし、この度、娘がマイルで交換した2.5リットルの小型圧力鍋を
「ね? おいしいお料理作ってあげるから! ベストなレシピ集も作ってあげるから!」
と説得して巻き上げ(笑) 使ってみましたところ・・・
すっかりその魅力の虜になってしまったわたくしです \(^-^)/

このお話は、語りたいことがあまりにも多く、更に長くなりそうですので
後日に送りたいと思います。

途中ではありますが
ご精読、ありがとうございました。m(_ _)m






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