宗明のつれづれ
これまでの「つれづれ」...



2011/10/10

☆ 小布施 ・ 1泊 親睦旅行 ☆


今年のバスツァーは、少々バージョンアップ!!
長野・小布施に1泊旅行に行って参りました。

一日目は小布施にできた「枡一客殿」という、
古風のようで実は近代的でスタイリッシュなお宿にお泊まりし
ゆっくりと小布施の街歩きを楽しみ、かつおいしいお食事を満喫!!
二日目はわたくしの故郷、長野に寄り、観光してお帰り頂きましょう!
という企画です。

枡一客殿はとても人気の高いお宿ですし、
ましてや10月の小布施は超・ハイシーズンですので
実は一昨年の暮れに勝手に日取りを決め (笑)
全室予約してあったのです。

それでも部屋数に限りがありますので、全ての方にお声をかけられず
申し訳ありませんでした。 m(_ _)m
本当に楽しく、充実の旅でしたので そのうちに第二回のツァーを企画いたします。
少しお待ちになって下さいね!!

今回は宗明庵のツァーとして、初めての「お泊まり旅行」だったのですが・・・
日帰り旅行の5倍!? いえいえ10倍以上楽しいものですねっ!! ^ ^

ホテルの中はどこを歩いても宗明庵のお仲間ばかりですので、とっても気楽でした。

廊下を歩いていると
「先生、私たちのお部屋すっごく広いんです。見ていって下さ〜い」
「夕食までの間にちょっとお茶しませんか? さぁさぁ、どうぞ!」
なんて、いろいろなお部屋を訪問させて頂きました。

スィートルームや坪庭つきのデラックスタイプのお部屋たるや
広々としたスタイリッシュな空間がとてもオシャレで
たった1泊でお別れするのが惜しまれるステキさでした。

ただ、どのお部屋の浴室も、バスタブ〜壁、ドアに至るまで
全てがガラス張りで、入浴時はちょっぴり困っちゃう仕様でしたけれど。 ^ ^;


昼食は例によって小布施堂本店の季節のコース料理です。
全員一度には入れませんので、2グループに分かれ、時間差で頂きました。

そして、今回は枡一客殿のご厚意で、午後のお茶の時間に
なんとあの「朱雀」をひとり1個(!!)頂けることになったのです。
しかも、小布施堂のご本家にお招き頂き頂戴できますとのこと・・・
わくわくのひと時でした。

「朱雀」とは、生栗そのもので作った和製モンブランのようなお菓子です。

ほろほろとした食感とお口いっぱいに広がる旬の栗の香りが人気を博し
最近では早朝より配られる整理券も午前中には全てなくなってしまうそうです。

(それにしても・・・ 
小布施を発つ翌朝、7時前から長蛇の列ができていたのにはビックリしました!!)

朱雀は直径16〜17cmはあろうというホールケーキ状で、
これをお一人一つでは、さすがに頂ききれないので
二人で一つにして頂いたのですが・・・
それでもやっと。。。 の豪華さでした。 ^ ^;

朱雀を頂いた後は、お腹をさすりながら (笑) それぞれのお部屋にチェックインし
「寄り付き料理・蔵部」での夕食までは自由時間です。

枡一客殿、小布施堂本店、蔵部、そして朝食を頂く「傘風楼」は、
全て同敷地内ですので、移動もちっとも負担になりません。

小布施は町中そのものも、とてもコンパクトです。
見所が全て凝縮されていて、1泊の滞在でもかなり堪能できます。
おいしいお食事処にも恵まれていますし、ステキなお土産処もいっぱい!!

老若男女を問わず、様々な方の心をあまねく満たしてくれるのが
小布施という町の魅力なのでは、と思います。

私は、普段あまり訪れることのできない小さなギャラリーや骨董店を巡り
お買い物を楽しみました。 ^  ^
少し歩いたので、ちゃ〜んとおなかが空き・・・
夕食は、いなせな蔵人風の男性がサーブして下さる
コースのお食事を堪能しました。

更に今回は日帰りでは味わえないお楽しみも!

枡一客殿のプランで、食後「鬼場」というピアノバーで
カクテルのサービスを受けられるとのこと!!

生徒さんでピアノのおじょうずな方がいらして、
生演奏をお願いしました  〜♪〜♪〜♪〜
暮れなずむ小布施の町を眼下に頂いた巨峰の日本酒カクテルは、
心の奥底に残るおいしさでした☆

更にその後、お部屋に戻ろうとしましたら、
木曜クラスの茶道のH先生が、
「私たちのお部屋でお茶を一服いかがですか?」とお声掛けくださいました。

通りがかった方々を全てお部屋に招き入れて下さり、
なんと川越からお持ち下さった手作りの和菓子と
お抹茶をごちそうして下さったのです。
お疲れかと思いますのに、同室のU先生をはじめ、
木曜クラスの方々がお抹茶を点ててはお出し下さり、
まるでミニお茶会のようでした。

更に男性クラスの方々にはお酒まで!!
そのお心に、一同感じ入ってありがたく頂戴いたしました。。。

皆様、小布施の町の風情とお仲間との楽しい語らいを胸に
ぐっすりお休みになられたのでは、と思います。


さて翌朝、「傘風楼」で頂く朝食のコース。
これは、実は小布施のお食事の中でも、
宗明イチオシのおいしさなのです!
朝食だけ頂きに、車を走らせて小布施に行きたい!! と
思うことすらあります。
 
バイキングではなく、きちんとサービスして下さるのに、
飲み物のチョイスやお代りが自由で
自家製のロースハムや自家製ジャム、
トマトのソースが新鮮なイタリアンオムレツ等
どれもこれも心に沁みるお味です。

いろ〜んな種類のパンも・・・ いちいち (笑) おいしい!!!

前日、和食を堪能していますので、
洋食のおいしさもまた嬉しいものです。
カプチーノと自家製ヨーグルトまでしっかり頂き、チェックアウト!!


バスで長野市内へ向かいます。

前日注文しておいた栗菓子の 「くりは奈」 も枡一のフロントに届けて頂き、
無事皆様のお手元に。
(ほろほろの生落雁 「くりは奈」・・・ 
受注生産ですので、これから小布施に行かれる方は
前日是非ご注文下さい。 オススメです!)
皆様、朝市で新鮮な小布施栗やりんご、
出来立ての栗菓子などを沢山お買い物なさり
出発の時点ですでにお荷物いっぱいでした! (*_*)

そのため、途中、JAにバスを停めた際は
「え〜、もうお買い物はいいです」 との雰囲気。
バスからも降りなくていいとおっしゃる方が大半だったのですが
まぁまぁ、おトイレもありますし、と下車して頂きましたところ・・・

まぁ どうして〜!?
再度バスに乗車なさる皆様の手にはたっくさんのお買い物袋が!!

 白菜、ホールで買っちゃったんですか?
 大根二本も??
 お帰りのお荷物、大丈夫なんですか??? (笑)(笑)(笑)

あまりにもお安くて新鮮だったので・・・ とニコニコの女性軍を
男性クラスの皆様はあっけにとられて見ていらっしゃいました。

「女の方の買物に対する情熱って、ホントにすごいですよね。。。 (*_*)」

 
初日のバスの中でも、わたくしがチョイスしたキッチングッズを商品に
ビンゴを楽しんで頂きましたが、
二日目のビンゴの賞品は2012年のかわいいスケジュール帳です。

そして、車中では、男性クラスのM氏に
「丹田呼吸法」の講習もして頂きました。

M氏は一日に3分ほどのこの呼吸法を数回実践し続けたただけで
半年間で7sもお痩せになったという実績の持ち主。

ちょっと眠そうだった女性の皆様も、目がランランと輝き、
熱心にメモをとる方もいらっしゃいました。

さて、半年後・・・
果たして宗明庵の皆様は一様に別人のように変身!と、相成るのでしょうか?(笑)


長野に着いた後は、善光寺のガイドさんに全てお任せしました。
宿坊のお坊様がありがたいお話しを交え、善光寺の成り立ち等をご案内下さり
いよいよ「お戒壇巡り」です。

一筋の光もない暗闇の回廊を手さぐりで進み、
真上におられる秘仏のご本尊様と結縁を果たすために
「極楽の錠前」を探し当てるのが「お戒壇巡り」です。

錠前に触れることで、往生の際は極楽浄土へ導いて頂けるのだそうです!

一寸先も見えない真の暗闇を経験することは滅多にないので
みんなで声を掛け合いながらドキドキしながら足を進め、ようやく錠前を発見!!
しっかりナデナデし・・・
めでたし、めでたし!
これで全員「極楽浄土行き」決定でございます m(_ _)m


信濃美術館内の東山魁夷館を見学した後は
昼食に信州そばを。
そこに、善光寺でご祈願をお願いした方にはありがたいお札が届けられました。
お布施のお代や(?) ご祈願の内容によって(?)
添えられているお守り等も違っていて、その細やかさにはびっくり!でした。

その後の自由時間は、善光寺の境内から仲見世通りや門前通りを
ゆっくり散策して頂き、再度バスに乗車。
川越に向けて、帰路につきました。

前年の反省をもとに、着後の夕食レストランも
あらかじめしっかり予約しておきました。

ちょっと隠れ家的なイタリアンレストランなのですが
リーズナブルでいてお味は抜群。
美食の旅の有終の美をかざるお味でございました。


今回の旅行では、同じクラスの方々とは更に仲良し度が増し、
他クラスの方々との親睦も深まったご様子、
これも「お泊まり旅行」ならではの効用のように思います。

故郷が行き先とはいえ、本業でもないわたくしがガイド役でしたので
何かと不行き届きでしたのに
皆様からはお礼のメールやお電話、お便りなど頂戴いたしまして
本当にありがたく思いました。

来年は、なんとさらにバージョンアップ!?
男性クラスのM氏がベトナム旅行に引率してくださるそうです。

日帰りでないとご参加になれない方もいらっしゃいますので
夏の花火を見に行くプチ旅行の企画も考えております。

でも・・・
宗明はその前に今年の「おせち料理講習」のレシピを考えるのが
先決なのでした。

夢から覚めて・・・ ガンバリマス!! P(^O^)q



これまでの「つれづれ」...