宗明のつれづれ
これまでの「つれづれ」...



2011/10 /7

☆ スピリチュアル鑑定 ☆


9月のお稽古の試食タイムでは…
ちょっぴり異色な話題が中心となりました。

きっかけはある曜日の生徒さんの情報です。

いつもニコニコかわいいSさんが
「先生〜、先日私、占い師さんにみてもらったんですよ〜。
占い師さんっていっても、ほらあの、教室近くのパン屋さんの
奥さんなんですけど、よく当たってるんです!」

え? あのパン屋さんで?
そんなことしてくれるの?

実は、そのパン屋さんは、驚くほどお味が○○○のに
なぜつつがなく経営が存続しているのか、ちょっと不思議に思っていたのです。
(きゃー! ごめんなさい!! こんなことを書いてしまったので
そのお店の名前は決してここでは明かせません〜〜〜)

パンを買いに来るお客さんよりも、10分1000円のスピリチュアル鑑定のお客さんの方が
ずっとずっと多いとか・・・
パン屋さん存続の理由がわかり(?)深く納得した宗明でした。 m(_ _)m

そして、Sさんの
「先生も行ってみて下さいよ〜。 前世とかも教えてくれるんですよ!」
という熱烈オススメを受け、
好奇心旺盛のわたくし、さっそく数日後にそのパン屋さんの暖簾をくぐったのです。
だって、あまりにもご近所なんですもの! ^ ^;

Sさんは、いろいろご自分のことをお話しした上での鑑定のようでした。
でもわたくしは黙して何も語らずに、その方がどのくらい「見える」のか知りたいという
ナナメ45度ぐらいからの視点。
きっとイヤなお客さんですよね、こういうのって。

それなのに、パン屋さんの奥さん(以後「パ」と略します)は、私が座るなり
 「あなた、人当たりがいいわねぇ。人相手のお仕事でしょ?」 とキッパリ。

  宗: 「え?あ、は・・・い? (語るまい、語るまい、何も語るまい・・・)
      あの、私、現在何の悩みもないのです。
      ただ、前世と、老後どんな生活を送るかだけみて頂きに参りました」

  パ: 「はいはい。
      えっと、あなた、医療のお仕事かしら?」

  宗: 「いいえ」 (あら? いきなりハズレ???)

  パ: 「そうですか?
      お医者様とか、看護師さんとか・・・ それじゃ、目指したことはあるでしょう?」

  宗: 「いいえ」
      (高校時代、父に医学部行け、医学部行けとは言われたけれど
      血がコワイ私はその気ゼロ!でした)

  パ: 「あら? おかしいわねぇ。 医療関係が見えるんだけど」

  宗: 「・・・」 
       (ずいぶん食い下がるけど・・・
      もしかして、私をとりまく環境が見えてるの??? まさかね!)

  パ: 「あなた、後継ぎさんよね?」

  宗: 「いいえ」 (あれ?いよいよ当たってないかも・・・)

  パ: 「おかしいわねぇ、何か伝統的なものを受け継ぐ、と出ているんだけど」

  宗: 「・・・」
     (も、もしかして、母の茶道を継いでいるという意味!?)

  ≪そして、驚いたのはここからです≫

  パ: 「そして、あなたはそれをあなたなりの違う形で継承していますね」

  宗: 「は、はい」
     (確かにこれはその通り。 もしかして、本当に見えてるの???)


  このあたりから、ぞくっと鳥肌が立ってしまいました。

  その後、指摘された
  「旅行が好き。しかもひとりでさっと旅行に出たりするので周囲の人に驚かれる」
   (たしかに、そのとおり!)
  「古い物が好き」
   (ハイ、骨董、大好きです)
  「文章を書くのも好き。でも長い小説とかは不向きなのでエッセイなどがよい」

などなど・・・
私からは何も言っていないのに、頷けることばかりだったのです。

前世は男性で (!)、諸国を行脚しながら最後は京都で仏門に入り
沢山の方に惜しまれながら亡くなった、とか・・・。

その方が人の役に立つことを好んだため
「あなたも、仕事とは関係なく、人のために何かしてあげたくなってしまったりしない?」
とも言われました。

確かに・・・
忙しい、忙しいと言いながらも、ついつい器や調理道具、時にはトイレットペーパーまで
お取り寄せのお世話をしてしまったり
挙句に結婚のお仲立ちまでしてしまいました〜〜〜! (*_*)

面倒見がよい、とよく言われますが、これは前世の血が騒いでいたのでしょうか???


お稽古のお食事時、この話題となると
決まって皆様の目がキラキラと輝き、体がすっかりわたくしの方に向いて
お箸を持った手はピタリと止まってしまうのでした。

でも、変更でいらしていた男性クラスの方々は、むしろその様子を見て
お口をアングリとあけ、驚いていらっしゃいました。

「どうして女性はこういう話がこんなにお好きなんですかねぇ〜 (*_*)」

女性は、ほぼ100%このテの話題が好き。
そーいう生き物なんですから、仕方がないですよね???

お稽古が終わってすぐにそのパン屋さんを訪れる方も多かったご様子。
来月のお稽古でどんなお話しが伺えるか、楽しみにしております☆



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