宗明のつれづれ
これまでの「つれづれ」...



2009/5/30

☆ 世代交代・・・!? ☆

現在の宗明庵は、わたくしよりご年齢の上の生徒さんが大多数です。

おかげさまで、わたしは人生の先輩から多くを学ばせて頂いております。
茶道や茶花、お着物にまつわる話題はもとより、
年金のしくみ、ですとか、定年後のご夫婦のあり方について、
ですとか・・・。 
ミョーに(?)詳しいわたくしです。 ^  ^

しかし、最近は、生徒さんの平均年齢が
少々下がって参りました。
このHPを通じ、パソコンを自由に駆使するお若い世代の方からの
お問い合わせが多いためです。

お若い生徒さんからも、様々な知識やエネルギーを頂くことができるわたくしは
本当に幸せだと感謝しております。
親御さんやご主人様に対する温かい思い、まっすぐに人生に向き合うその姿勢に
その都度、新鮮な感動を頂いたりもします。

不思議なことに、御縁あって、教室に足を運んで下さるようになったお若い方々は
どなたも本当に素敵なお嬢様やお若い奥さま方ばかり・・・。

たとえば、お育ちのよいお嬢様がそのまま若奥様になられたようなAさん。
とても奥ゆかしいご性格で、いつも静かに微笑んで皆様のお話をお聞きになっていらっしゃいます。

そのAさんが、先日お帰りになる直前にお玄関でわたくしを振り返り、

「あの・・・ 先生のお料理、いつもとてもおいしいです ☆」

と、そっとおっしゃってくださったのです。

わたくしは、お料理をほめて頂いたのもさることながら、
一生懸命それを伝えて下さったAさんのお気持ちが本当にうれしく、
Aさんがお玄関を出られた後もしばしボーゼンとしておりました。 ^ ^;

お若い生徒さんの言動に、時に、我が子に対し胸がきゅぅっとなるような・・・
そんな思いが湧き上がることも多々あり、
「あら? この気持は何かしら・・・ (*^ ^*)」 なんて思ったりも致します。


何年も経つうちには、わたくしよりもお若い方が大半となるのかしら、と少々不思議な気持ちです。

でも、私の尊敬するお料理の先生方の中には
70代になられても、お若い生徒さんと交わりつつ溌剌としてお教室を続けておられる方もいらっしゃるのです。

わたくしも、目標とするその先生方のように
何歳になっても生徒さんと楽しく心を通わせ合う日々を送りたいと、日々夢みております。 *^ ^*



☆ 庵 ( イオリ ) ネーゼ? ☆


先日、そのお若い生徒さんのおひとりから、新語を教えて頂きました。

何かの話題から
「先生みたいな方を、サロネーゼ、っていうんですよ!」 とおっしゃる方がありました。

サロネーゼ、という言葉の定義ははっきりしないのですが・・・
わたくしのイメージでは
サロネーゼと呼ばれるような方は、わたくしのように駆けずり回って食材を買いに走ったり
たすき掛けでキッチンのお掃除をしたり、決してなさらないのではないでしょうか?

きっとアシスタントさんかお手伝いさんがいらして
先生はいつもドレスをお召しになって、ソファで優雅に微笑んでいらっしゃるような・・・

そう!! ドレスです。
決してお着物ではないのです。
お抹茶ではなく、お紅茶。
インテリアも、二月堂ではなく猫足の白亜のテーブル。
お花は、野の花ではなく、豪華な薔薇や百合。
はたまた、天井にはまばゆく光るシャンデリアですとか・・・

う〜ん、とにかくサロネーゼって、完璧に洋風〜、のイメージですよねっ  ^  ^


すると、その生徒さんいわく
「じゃあ、先生は 庵 ( イオリ ) ネーゼ ということで!  (^-^)/ 」  と・・・


イオリネーゼ、ですかぁ 。。。 

なんですかいよいよ定義づけははっきりいたしませんが、サロネーゼと呼んでいただくよりは
違和感が薄いように思います。

でもやはり・・・
わたくしは、全て自力で頑張る ( しかない ) ので
明日もまた次回のレシピにうんうん頭を悩ませ、食材を求めて元気に市場の中を駆け巡っているでしょう。

なんですか、いまひと〜つ優雅さには欠けるのですが・・・
こうして健康で、自力で頑張れることはとてもありがたく、そしてこの上なく嬉しいことですね。  (^-^)/


そんなわけで、
イオリネーゼ・宗明は、来月も元気に頑張りたいと思います!! ^  ^



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